中国茶の選び方法ー茶葉のクオリティーの良し悪しは、視覚、臭覚、触覚、そして味覚で4つの方を決めます。「一看(先ず見て)、二聞(次に匂いを嗅ぎ)、三摸(そして触ってみて)、四覚(最後に味見をする)」という方法を用いて茶葉のクオリティーを判断します。
一看
茶葉の外観を見ます。お茶を淹れる前の乾燥した状態での茶葉の形状と色艶を見て、お茶を淹れた後の湿った状態での茶葉の柔らかさと水色を見ます。
二聞
茶の香りを嗅ぎます。お茶を淹れる前の乾いた茶葉の香りと、お茶を淹れた後の湿った茶葉の香りの両方を嗅いで比べます。
三摸
茶葉そのものに触れます。重厚で中身が詰まった感じであるか、軽くひらひらした感じであるか、滑らかできれいか、きめが粗くてざらざらしているか、手で粉々にしてみて、茶葉の水分の量をみます。
四覚
茶葉を買う時には、必ずお茶を飲んで味見をしてから買うことが大事です。
下は茶葉の外観、色、香リと味見を簡単にご紹介します。
外観
- 緑茶類(例:龍井)の要求は光、扁、平、直ことが良い
- 眉茶類(例:寿眉)の要求は統一のサイズ、茶葉の身が緊結のこと
- 紅茶類(例:祁門紅茶)の要求は茶葉の身が緊秀のこと
- 毛峰類(例:茉莉毛峰)の要求は茶亳が多いのは良いこと
色澤
お茶の類によって、色澤は大切です。新鮮の感じのある緑色のほうが良いです。暗い色や深褐色のお茶はやすいものです。茶の湯色は透明感と淺い黄色というほうが上品です。
香リ
茶葉の自然香リが強がリ、長持ちするほうが良いです。
味見
茶葉の味見は苦、澀、甜、腥、酸、辣などとある、味が強くて、さっぱリするというのはいいものです。もちろん、個人の好みと習慣とも連結で考えることになリます。
🍵 林奇苑茶行
香港老舗茶屋
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